のめゆり・倉庫

あんまり整理する気にならないタイプの物置

志望理由書下書き(すごくゆるいバージョン) - 前半

受験のために志望理由書を書きました。ただ、普通の文章で書ける気がしなかったのでゆるく書きました。とりあえず公開してみます。

 

// ①これまでやってきたこと(What→After)

小学生まで:たいしたことはしてません 主な経歴:某市鮎手づかみ大会優勝

中1→Web掲示板を立ち上げた!ユーザーは2600人ぐらい集まりました!半分ぐらい某氏のソックパペットだと思うけど→インターネットを介してのコミュニケーションに興味を持つ(って言ってもインターネットでいろんな人間と喋れるのいろいろ面白いことが起こるな〜〜って程度だけど)

中2 統計学に興味持ったりしてた(多分情報処理への興味もここからなのかな〜という感じがする 最もこういうのゴリゴリ使う機械学習の方向への興味は今はあんまないけどね)

自由研究はサイコロの出目に関する統計

動画編集とかに手を出して投稿したりしたな カス動画ですが………。

 

ここで自作PCをしてその後VRを初めてさわる!←重要 これすげええええええええええってなる。頭をハンマーで殴られた感覚

え?なんでVR買ったかって……?そりゃかわいい女の子になりたいってのが一番ですよ

実際なれたけど当時は若く、vtuber的なことをちょっとやったけど(VirtualCastっていうプラットフォームね)コミュ障に生放送は無理!というわけで活動はぜんぜんせずに終わってしまいました

でも得たものも大きかったすごく大きかったクソデカだった

当時の世間のVtuberのイメージって「アニメキャラが現実世界でインタラクティブに活動してる!」だったんだけど(それこそキズナアイとかに代表される感じの)、その先述のvcas上で配信してるひとびとって自分のキャラクター設定に忠実に動く、というよりかは仮想空間上で再構築された自分なんだよね。なんて言えばいいんだろ、完全な他人ではないが物理現実の自分とは離れたなにか、(美少女アバターの姿の人間なら)美少女バージョンの自分?←表現を改める もっとも今はこの考え方は前よりは浸透して、「キャラクターの設定はあるがあくまでもアクセントであり、中身の人間が重要」って系統のVが主流になってきてるけどね

ただ仮想空間で現実の肉体から離れられることに可能性は感じた。っていうと薄っぺらく聞こえるけどもっと感じたことあるんですよ〜〜後でちゃんと書きます

不真面目な事書くと(まあこの文章不真面目verなんだけど)、成人男性のかわいさを感じたね。現実世界ではかわいいには無縁、むしろキモいし迫害の対象にすらなる成人男性も現代の科学力で女の子にしてあげると内なるかわいさが出てくるんだって……ちなみにこれ特定少数の人間ではなく、だいたいの人間に共通して言えることです。

ただ、当時の自分はVRに興味があるとはいえトラッキングとか立体視の技術面の方向がメインだったけど。(今これに興味がないというわけではない)

とにかくここでいきなり文章量増えてるのから察してくれるとありがたいんだけどVRをやりたい!!!なんならそういう職に就きたい!!!ってなった衝撃的すぎて。この頃は具体的なビジョンはなかったけど。

あと中2のころはITパスポートとか取ったけどぶっちゃけどうでもいいです。

 

中3:VRChatというものを初めて触りました。存在は知ってたけどやってなかった。

ここでソーシャルVRっていう概念に初めて触れるんですね。(いわゆるメタバースの中でもいわゆるVRゴーグルをつけて参加するタイプのやつだが、僕はメタバースという単語があまり好きではないので使わない)いやまあ当時そんな言葉知らなかったけど。そこまでの自分の認識だと仮想現実の体を得る→じゃあその体どこで使うんですか→動画配信くらいしかないよなあ、だったんだけど、それだけじゃなくて特に配信とかしない普通の人でもバーチャルな姿で生きられるんだ、ということを知った。

じゃあどうするか?

 

人類全員かわいい女の子にしたくない?

 

したいよね、したくない? いやまあ正確に書くとひとびとが自分のなりたい姿でいられる社会になったらよくない???ってことなんだけど(ここでいうなりたい姿は単なる見た目のみを指さないことに注意 じゃあ具体的に何だよって言われると困るので後で書き足す)

まあ実際すべての人間がかわいいになりたいと思ってるとはさすがに思ってないですし、すべての人間が現実の自分と異なった自分になりたいと思ってないことも理解してる。

けどさ。

むさ苦しいおじさんの姿でいるよりかわいいになりたくない?

別にかわいい以外でも構わないんですよ かっこいいを目指したければそれになればいいし

猫になりたければそうなればいいし 無機物になったっていい(現にそういう人は一定数いる)とは言いつつ、今現在少なくとも日本のソーシャルVR上では性自認が男性でも女性アバターを使ってる人が多いので便宜上このような表現を使わせていただきました

つまり何が言いたいかっていうと なんで先天的に与えられた肉体/見た目に後からちょっと微修正を加えた程度で生きなきゃならないんですか?今は21世紀ですが?ということ。

まあソーシャルVR並びにVRそのものの強みは全然これだけじゃないんですが、ほかはまあなんというか既存のSNSの強化でしかないのよね。いやそれだって十分すごいけど。

これ書いてて思ったんですけどやっぱ自分の社会的立場とかから離れられる(というのは当人たちは意識していないだろうが)環境にいるからこそ人に甘えたりしやすくなるという効果はあるのかもしれないな

 

あとはこの年に競技プログラミングをはじめました。きっかけは覚えてないです。情報オリンピックは2次予選で敗退しました。

 

高1:VRのほうは特に変わりなく(個人的にはあったが)書くような進展はなかったがソーシャルVRで先の考え方はますます強化された……と思う

それよりもこの年は競プロを頑張ったという印象があるな、みっちりというわけでもないが楽しいので毎週コンテストに出て精進(過去問解くことです)もして1年で情報オリンピック本選に出場することができました。このとき通ったのが70人ぐらいのはずなので、FizzBuzzも書けない人間からたった1年で全国の高校生のうち70番目ぐらいにはprogramingができる人間になったということである(誇張表現)、すごない?

忘れてた、文化祭が某疫病のおかげでオンライン開催になったんですよ、それでclusterっていうメタバースプラットフォーム(これはVRだけでなくスマホ・デスクトップからのアクセスも重視してる感じのとこ)にワールドを作って展示やら演示をやったんですよ、それの技術選定に関わったりワールドのモデリングを一部やったりしました

ただ、これは「ハレ」の面の活用で、確かにこれが進むのもいいんだけどソーシャルVRで生きていくには「ケ」のほうを浸透させたいというのがあるな〜ってなった

 

高2:Twitterで「おれもフォロワーみたいに技術バイトしたいよ〜〜〜」と駄々をこねていたら知人から誘いを受けたので某社でバイトすることになりました

なにやってたかっていうと雑用とWebアプリ開発。あんた純粋培養(競技プログラミングでしかプログラミングをやってこなかった人間の意)じゃなかったっけ?って思うでしょ。まあ一応趣味でもちょっとだけバックエンドは触ってたのでバックエンドを担当した(それでも結構な作業を先輩がやってくれた、感謝)んですけど開発に関していろいろ学ぶことは多かったですはい。単純に技術的な面だけでなく、複数人での開発も設計も初めてだったので。

あと春に応用情報技術者取りました。高校生だと年に30人前後ぐらい受かるらしいです。地方なら新聞に載るレベルらしいです。東京在住だから知らんけど。

この頃からというか全然前からなんですけどVRに関する知識収集は積極的にやってました。そういえば国際展示場でやってたsiggraph asia 2021も見に行ったな。志望校も固まってたと思います。当時の自分は触覚ディスプレイに興味があって、その点でリードする貴学に入学したいと……というのがあったんですよ、まあ今の興味にも繋がってくるので後で言及しますね。

 

高3:まずは情報処理安全確保支援士の資格を取って……いや取ってないです正確には試験合格。資格取るには登録料(たかい)を払わないといけないんですねこれが。まあでも取得レベルのセキュリティの知識はついたということで。全科目60%が合格ラインのところ80%取ったし文句なしでしょう。ちなみにこれは高校生一桁人なので多分すごいです。

あとセキュリティの分野だとMicro Hardeningとかチームで出ました(僕はほとんど何もできなかったけど……)

あとはSupercomputingcontestに出ました 普段の想定解があって素早く解く系の競プロの延長だと思ってたらボッコボコにされました

最近は個人開発で文化祭の謎解きイベントを管理するLINEbotを作ってます。バイトの経験活きてます。多分。自分でサービス考えてどうこう……というのは苦手ですが、その分表に見えない構築は独自にできてるのではないかなーと。

 

というかこの人間いろんなことしてるけど何が専門なんですかね……?よくわからないですね

ほんでもって何が言いたいか(これらの経験から何を得たか)というと

 

1:情報理工学の範囲いろいろやりました たのしいね

2.いろいろやったけど突き詰めるならVRがいいです

3.やらせろ

 

②課題分野に対して考えたこと感じたこと

ソーシャルVRすげ〜〜〜ってなるじゃないですか なるけどやってるとここがこうなったらいいな〜〜ってことあるんですよ まず思ったのが空間上に相手がいても触れないことですね

まあこれは問題にならないような用途もあるんですけど(例えば空間的制約を無視して遠距離の人間と3次元の特徴を持ったまま対話できる等が利点のVR会議アプリで触覚っている?多分いらないよね)、ソーシャルVRで生きていくとなると話は別で、距離感が近くなりがちなのが利点なのに、現実世界でも親密さを強調する触覚を用いたコミュニケーションができないのって結構致命的じゃない?って思うんですよ私は。より簡単に言うと、

好きな人とぎゅーできないのは寂しいです。

まあもっとちゃんとした理由はあって、「ケ」の日を過ごす場所としてのソーシャルVRを普及させるにはまだ十分なエクスペリエンスが提供できていない(もちろんデバイス価格などの障壁もあるが)という課題があり、現段階でわかっている「本音をさらけ出せる場所」としての特性を活かすならその方向を伸ばすのがいいだろう、ということなんですが、自分でその手法を提案してみようと思っていろいろ考察なり先行研究調べるなりしたのですが、

人間がVRを得てそもそもどうなっているのか

があまりにも分かってなさすぎる。だって人間の感覚のうち8割以上を占めると言われている視覚を全部人工的なものに置き換えてしまうんですよ そりゃいろいろ狂うよ、と

というわけでディスプレイの手法を提案する前にディスプレイから感覚を受け取る人間の方について知っておかなければならないのでは?という結論に至りました これがやりたいことです

要するに仮想空間上でのコミュニケーションにおいて現実と何が違うの?という問題に対して答えを出すことが直近のやりたいことで、これが分かると何が嬉しいの?というとなんでしょうね、まあやってみないとわからない気がするんですけどこれをどうにか示したほうがいいと思います

 

  • 後半では先行研究からのイメージと入学後にやりたいことについて言及します。